Visual Studio Code

Visual Studio CodeWindows 版

Visual Studio Codeは、拡張機能でほぼすべてのプログラミング言語に対応できる、Microsoftの無料クロスプラットフォームのコードエディタです。

バージョン: 1.145.0
編集部評価 5/5

概要一覧

開発元Microsoft
バージョン1.145.0
ライセンスFreeware
対応 OSWindows, macOS, Linux
表示言語英語, 韓国語, 日本語, ドイツ語, フランス語
ファイルサイズ244.4 MB
広告・同梱ソフトなし
最終更新2026-11-05

概要

Visual Studio Code(VS Code)は、Microsoftが開発する無料のコードエディタです。シンタックスハイライト、文脈に応じてコードを補完するIntelliSense、ブレークポイント付きのデバッガー、Gitによるバージョン管理、統合ターミナルを備え、Python、C++、Java、Goなどの言語にはマーケットプレイスの拡張機能で対応します。Windows、macOS、Linuxで同じ画面と設定を使えます。

Web開発者、複数の言語を行き来するプログラマー、リモートサーバーやWSL上のコードを編集する人に向いており、個人でも商用でも無料です。最近のバージョンでは、GitHub CopilotによるAIチャットやエージェント機能も組み込まれています。ただし名前の似たVisual Studioのような本格的な統合開発環境(IDE)ではないため、ビジュアルデザイナーを使う.NETのデスクトップアプリ開発などはVisual Studioのほうが向いています。標準の表示は英語で、日本語などの言語は公式の言語パックで切り替えます。

主な機能

IntelliSense

変数の型、関数の定義、読み込んだモジュールをもとに、補完候補と引数のヒントを表示します。JavaScript、TypeScript、HTML、CSSは標準で対応し、ほかの言語も拡張機能を入れれば同じ水準の支援を受けられます。

デバッグ

ブレークポイント、ステップ実行、変数の確認、コールスタックをすべてエディター内で使えます。Node.jsのデバッグは標準で搭載し、PythonやC++などのデバッガーは拡張機能で追加します。

Git連携

ソース管理ビューで、差分の確認、ステージング、コミット、ブランチの切り替え、プッシュをコマンドを打たずに行えます。変更した行はエディターの左端に印が付きます。

拡張機能

言語のサポート、リンター、テーマ、キーマップをマーケットプレイスからインストールできます。日本語、韓国語、ドイツ語、フランス語などのインターフェース言語パックも、Microsoftが拡張機能として公開しています。

リモート開発

Remote - SSH、WSL、Dev Containersの各拡張機能を使うと、リモートサーバー、Windows Subsystem for Linux、コンテナ内のコードを手元のファイルのように開き、その場で実行やデバッグもできます。

AIチャットとエージェント

GitHub Copilotとの連携で、コードの提案、チャット、複数のファイルを編集するエージェント作業をエディター内で使えます。個人は機能が限られたCopilot Freeプランを使うか、自分のモデルのAPIキーを接続できます。

評価

機能

編集、補完、デバッグ、Git、ターミナル、リモート開発で開発作業の大半を1本でこなせ、非常に大きな拡張機能の生態系がそれを支えています。新しいバージョンは毎月公開され、2026年11月4日の1.145はAIエージェント機能が中心でした。

使いやすさ

フォルダを開けばすぐに編集を始められ、コマンドパレット(Ctrl+Shift+P)であらゆるコマンドを検索できるため、覚えやすいエディターです。標準の表示は英語ですが、公式の日本語言語パックを入れれば日本語の画面に切り替わります。

安定性・安全性

広告や同梱ソフトはありませんが、初期設定では利用状況とクラッシュのデータをMicrosoftに送信します。設定で「Telemetry Level」をoffにすれば止められますが、拡張機能はこの設定とは別にデータを収集します。配布されるバイナリはMicrosoftの製品ライセンスで、もとになるCode - OSSのソースコードはMITライセンスで公開されています。

長所・短所

長所

  • 個人でも商用でも無料
  • IntelliSense、デバッグ、Git、ターミナルを内蔵
  • 拡張機能でほぼすべての言語に対応
  • SSH、WSL、コンテナでのリモート開発
  • Windows、macOS、Linuxで同じ環境

短所

  • テレメトリーが初期状態で有効
  • Windows 7、8、8.1と32ビット版Windowsは対象外
  • 拡張機能を増やすとメモリ使用量が増える

代替ソフト

  • Notepad++ — 起動の速い軽量なオープンソースのWindows用テキストエディタですが、デバッグやリモート開発の機能はありません。
  • VSCodium — オープンソースのCode - OSSをもとに、Microsoftのテレメトリーを除いてビルドしたコミュニティ版で、MITライセンスで公開されています。
  • Sublime Text — 高速な商用のテキストエディタで、試用期間に期限はありませんが、継続して使うならライセンスの購入が求められます。

動作環境

対応 OSWindows, macOS, Linux
必要環境Windows 10/11 (64-bit)

よくある質問

Visual Studio Codeは無料ですか?

無料です。MicrosoftはVS Codeを個人でも商用でも無料で使えると明記しています。

VS Codeを日本語化するにはどうすればよいですか?

拡張機能のビューで、Microsoftが公開している日本語の言語パック(Japanese Language Pack)をインストールし、VS Codeを再起動します。表示言語はコマンドパレットの「Configure Display Language」からも切り替えられます。

VS CodeとVisual Studioの違いは何ですか?

VS Codeはデバッグ、タスク実行、バージョン管理を備えた身軽なコードエディタで、Visual Studioはより複雑な開発向けの本格的なIDEです。両者は別の製品です。

VS CodeはWindows 7や32ビット版のWindowsで使えますか?

現在のバージョンは使えません。最後の対応版は、Windows 7が1.70.3、Windows 8と8.1が1.79、32ビット版のWindowsが1.83で、いずれもセキュリティ更新は提供されていません。

VS Codeのテレメトリーはオフにできますか?

できます。設定でtelemetryを検索し、「Telemetry Level」をoffにします。拡張機能が集めるデータは、それぞれの拡張機能の設定で確認する必要があります。

総評

Visual Studio Codeは、どのOSでもどの言語でもコードを書く開発者や学生に勧められる無料のコードエディタです。完成度の高い基本機能、膨大な拡張機能、リモート開発への対応、業務でも無料のライセンスを評価し、編集部評価は5点中5点としました。

編集部評価 5/5