PotPlayer

PotPlayerWindows 版

PotPlayerは、追加のコーデックを入れなくてもほとんどの動画・音声形式を再生できる、Kakao提供のWindows用無料動画プレーヤーです。

バージョン: 261021
編集部評価 3/5

概要一覧

開発元Kakao Corp.
バージョン261021
ライセンスFreeware
対応 OSWindows
表示言語英語, 韓国語
ファイルサイズ48.9 MB
広告・同梱ソフトなし
最終更新2026-11-05

概要

PotPlayerは、Kakao Corp.が配布するWindows用の無料動画プレーヤーです。コーデックを内蔵しているため、MP4、MKV、AVIなどの動画やMP3、FLACなどの音声をコーデックパックなしで再生できます。DXVA、CUDA、QuickSyncのハードウェアアクセラレーション(動画のデコードをグラフィックチップに任せてCPUの負担を減らす仕組み)により、高解像度の動画も軽く再生できます。公式サイトはpotplayer.daum.netからpotplayer.tvに移りました。

字幕付きで動画を見ることが多い人や、画質、音質、ホットキーを細かく調整したい人に向いています。2026年8月からはARM64版のインストーラーも配布され、Windows on ARMのノートPCでもネイティブに動作します。一方で設定項目が非常に多く、初期設定以外の項目は探しにくいこと、macOS版とLinux版がないこと、公式サイトに利用許諾の条件が掲載されていないことには注意が必要です。

主な機能

内蔵コーデック

ほとんどの動画・音声形式をコーデックパックなしで再生でき、OpenCodecでコーデックを追加することもできます。2026年1月のリリースでAPVのデコードに対応しました。DVDの再生や、TV/HDTVのキャプチャデバイスにも対応しています。

ハードウェア支援

DXVA、CUDA、QuickSyncによるアクセラレーションに対応しています。261021では標準のレンダラーが映像はDirect3D 11、音声はWASAPIに変わり、MPEG4のDXVA対応も加わりました。

豊富な字幕形式

SMIやSRTなどのテキスト字幕、DVDのVobSub、Blu-rayの字幕、アニメーション付きのASS/SSA字幕を読み込めます。2026年4月のリリースからlibassで字幕を描画でき、表示タイミング、位置、大きさも調整できます。

音声から字幕を生成

音声認識エンジンWhisperを使い、動画の音声から字幕を作成して保存できます。2025年9月からは、再生中の音声からリアルタイムで字幕を生成することもできます。

3Dと180度動画

サイドバイサイド、トップアンドボトム、ページフリップの3D出力で、3Dテレビや3Dメガネに対応します。261021では180度動画の再生と、曲ごとの音量差をそろえるReplayGainが追加されました。

再生の便利機能

シーンやチャプターのブックマーク、シークバーのサムネイルプレビュー、サウンドカードの選択、プレイリストの検索と並べ替えを備えています。ローカルにあるHLS/DASHのストリームファイルも再生できます。

評価

機能

コーデック、ハードウェアアクセラレーション、字幕、3D、音声からの字幕生成まで、動画プレーヤーに必要な機能はほぼそろっています。2026年に入っても2〜3か月ごとに新しいバージョンが公開されてきました。

使いやすさ

初期設定のままで問題なく再生でき、すぐに使い始められます。ただし環境設定の画面には非常に多くの項目があり、細かな設定を変えるには慣れが必要です。インターフェースの日本語対応は公式資料では確認できません。

安定性・安全性

インストーラーは公式サイトpotplayer.tvから、KakaoのCDNを通じてダウンロードされます。ただしサイト内のフォーラムへのリンクは、すでに名前解決できない旧アドレスpotplayer.daum.netを指したままで、利用許諾の文書も公開されていないため、利用条件を公式に確認するのは困難です。

長所・短所

長所

  • コーデックパックなしでほとんどの形式を再生
  • DXVA、CUDA、QuickSyncのアクセラレーション
  • SMIやASSを含む幅広い字幕形式
  • Whisperによる字幕の自動生成
  • x86、x64、ARM64のインストーラー

短所

  • 設定項目が多すぎて把握しにくい
  • 公式サイトに利用許諾の条件がない
  • ドメイン移転後、フォーラムへのリンクが切れている
  • Windows専用

代替ソフト

  • VLC media player — 明確なライセンスのもと、Windows、macOS、Linuxで同じように使えるオープンソースのプレーヤーです。
  • GOM Player — オンラインで字幕を探す機能を持つ人気のプレーヤーですが、無料版には広告が表示されます。
  • MPC-HC — 画面がシンプルで設定項目も少ないオープンソースのプレーヤーで、軽さを重視する人に向いています。

動作環境

対応 OSWindows
必要環境Windows 7 / 8 / 8.1 / 10 / 11 (x86, x64, ARM64)

よくある質問

PotPlayerの公式サイトはどこですか?

PotPlayerの公式サイトは現在potplayer.tvです。旧アドレスのpotplayer.daum.netは名前解決できなくなっているため、他の配布サイトよりpotplayer.tvから入手するほうが安全です。

PotPlayerは32ビット版と64ビット版のどちらを選べばよいですか?

64ビット版のWindowsならx64版のインストーラーを選びます。32ビット版のWindowsではx86版、Windows on ARMの端末ではARM64版を使います。

PotPlayerはWindows 11で使えますか?

使えます。公式サイトには、Windows 7、8、8.1、10、11への対応が記載されています。

PotPlayerで字幕を自動生成できますか?

できます。音声認識エンジンWhisperで動画の音声から字幕ファイルを作成でき、再生中にリアルタイムで字幕を生成することもできます。

Mac版のPotPlayerはありますか?

ありません。公式サイトで配布されているのはWindows用のインストーラーだけなので、MacではVLC media playerなど別のプレーヤーが必要です。

総評

PotPlayerは、コーデックの手間なくほとんどの動画を再生し、字幕や画質を細かく調整したいWindowsユーザーに適した無料プレーヤーです。機能と更新の頻度は優れていますが、設定の複雑さ、不明確な利用条件とサポート窓口を考慮し、編集部評価は5点中3点としました。

編集部評価 3/5