Microsoft Edge

Microsoft EdgeWindows 版

Microsoft Edgeは、Chromiumをもとに作られWindows 10と11に標準搭載されている、Microsoftの無料Webブラウザで、macOS版とLinux版もあります。

バージョン: 156.0.4314.58
編集部評価 4/5

概要一覧

開発元Microsoft
バージョン156.0.4314.58
ライセンスFreeware
対応 OSWindows, macOS, Linux
表示言語英語, 韓国語, 日本語, ドイツ語, フランス語
ファイルサイズオンラインインストーラー
広告・同梱ソフトなし
最終更新2026-11-05

概要

Microsoft Edge

Microsoft Edgeは、Microsoftが開発する無料のWebブラウザです。Google Chromeと同じオープンソースのブラウザプロジェクトChromiumを土台にしているため、Chromeで動くサイトはEdgeでもほぼ同じように表示されます。Windows 10と11に最初から入っており、macOS版とLinux版も別に用意されています。PDFの閲覧、パスワード管理、AIによる要約など、かつては別のツールが必要だった作業をブラウザ自体に取り込んできました。

Windowsに付属するブラウザで十分な人や、Microsoftアカウント、Microsoft 365、Copilotを毎日使う人に向いています。Chromeウェブストアの拡張機能を入れられるので、Chromeからの乗り換えも簡単です。一方で、Bing、Copilot、MSNが画面のあちこちに組み込まれており、提供元のサービスが少ない簡素なブラウザを求める人や、いまもWindows 7や8.1を使っている人には別のブラウザが合います。

主な機能

スリープタブ

しばらく使っていないタブをスリープ状態にして、メモリとCPUを解放します。バージョン152から既定の待ち時間は2時間から15分に短くなり、時間と除外するサイトはedge://settings/system/managePerformanceで変更できます。

画面分割

1つのタブの中に2つのWebページを左右に並べて表示できます。資料を見ながら文章を書いたり、2つの商品ページを比べたりするときに、ウィンドウを別々に並べる手間がいりません。

PDFリーダー

PDFファイルをブラウザで直接開き、ハイライトやメモを書き込めます。バージョン156では、Adobe Acrobatの技術を使う新しいPDFビューアーへの移行が進み、旧ビューアーを使い続けるためのポリシーは非推奨になりました。

Copilotとの統合

MicrosoftのAIアシスタントCopilotをサイドバーや新しいタブページから呼び出し、表示中のページを要約したり、内容について質問したりできます。開いているタブの情報を比べる機能や、テキストから画像を作るImage Creatorもあります。

セキュリティとパスワード

Microsoft Defender SmartScreenが既知のフィッシングサイトや悪意のあるダウンロードを防ぎ、スケアウェアブロッカーが偽のサポート警告を止めます。内蔵のパスワードマネージャーは強力なパスワードを提案し、弱いものや使い回しを知らせます。

評価

機能

タブ管理、PDFへの書き込み、パスワード機能、AIによる要約と、主要ブラウザの中でも特に機能が豊富です。Chromiumベースのため、Webとの互換性が高く、Chromeの拡張機能も使えます。

使いやすさ

Windowsに最初から入っていて日本語の画面も完全に整っているため、多くの人はすぐに使えます。ただし設定項目が非常に多く、バージョンごとにメニューや機能の場所が変わるため、目的の設定を見つけにくいことがあります。

安定性・安全性

Microsoftが直接配布し、自動更新でセキュリティ修正を届けています。2026年10月22日に公開されたバージョン156は、8日間に3回更新されました。EdgeはMicrosoftアカウント、Bing、Copilotと密接に結び付いているため、インストール後にプライバシー設定を確認しておくとよいでしょう。

長所・短所

長所

  • Chromiumエンジンでサイト互換性が高い
  • Chromeウェブストアの拡張機能を使える
  • スリープタブでメモリ使用量を削減
  • PDFへの書き込みと画面分割を内蔵
  • Windows、macOS、Linuxに対応

短所

  • Bing、Copilot、MSNの宣伝が多い
  • 設定項目が多く頻繁に変わる
  • Windows 7・8.1は非対応(最終はバージョン109)
  • 標準のダウンロードはオンラインインストーラー

代替ソフト

  • Google Chrome — 同じChromiumエンジンを使いますが、同期やサービスはMicrosoftではなくGoogleアカウントが中心です。
  • Vivaldi — 同じくChromiumベースで、タブスタック、メールとカレンダーの内蔵、はるかに細かい画面のカスタマイズを備えています。
  • Mozilla Firefox — 非営利団体が開発するオープンソースのブラウザで、Chromiumではなく独自のGeckoエンジンを使います。

動作環境

対応 OSWindows, macOS, Linux
必要環境Windows 10 (1709 or later) / 11

よくある質問

Microsoft Edgeは無料ですか?

はい、無料です。Windows 10と11には最初から入っており、macOS版とLinux版も無料でダウンロードできます。

Microsoft EdgeでChromeの拡張機能は使えますか?

はい、使えます。Edgeアドオンストアのほか、ほかのストアからの拡張機能を許可すると、Chromeウェブストアの拡張機能もインストールできます。

最新のMicrosoft EdgeはWindows 7で動きますか?

動きません。Windows 7と8.1に対応した最後のバージョンは2023年初めのバージョン109で、現在の版にはWindows 10または11が必要です。

Microsoft EdgeとChromeの違いは何ですか?

どちらもChromiumエンジンを使うため、Webページの表示はほぼ同じです。違いは連携するサービスで、EdgeはMicrosoftアカウント、Bing、Copilotを、ChromeはGoogleのアカウントとサービスを中心にしています。

Microsoft Edgeのメモリ使用量を減らすには?

スリープタブの待ち時間を短くします。edge://settings/system/managePerformanceで時間を短く設定すると、使っていないタブのメモリが早く解放されます。

総評

Microsoft Edgeは、Windows標準のブラウザをそのまま使いたい人、特にMicrosoft 365やCopilotをすでに使っている人に適した無料ブラウザです。高い互換性、素早いセキュリティ更新、豊富な内蔵機能を評価する一方、自社サービスの宣伝の多さと頻繁に変わる設定を考慮し、編集部評価は5点満点中4点としました。

編集部評価 4/5